組合事例紹介
農家の主婦が創業によって、新たな生き甲斐を発見
企業組合若鮎グループ加工部
農家の主婦10人が、地場農産加工品の製造販売を行っている。イベント的な取り組みから、企業としての継続的な事業への転換を図り、農村女性の生き甲斐の場となっている。
| 所在地 | 〒910-1205 吉田郡永平寺町吉波第6号103番地の3 | 電話番号 | 0776-63-2529 | FAX 番号 | ― |
| 設立 | 平成16年12月 | 出資金 | 500千円 | 地区 | ― |
| 主な事業 | 農産物加工品の製造・販売 | 組合員数 | 10人 | 従業組合員 | 10人 |
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背景と目的
農家の主婦グループが農産加工品の製造・販売を始め、地域のイベントなどでの販売実績を伸ばしていったが、事業拡大に伴い、事業者責任の明確化や納税対応等の必要性が生じたことから法人化を目指すこととなり、出資が少額であること、ともに責任を分かち合うという基本理念を実現できるものとして、企業組合を設立した。
地域の伝統料理の継承、地場農産品のPR等を目標としており、併せて、農村女性の生き甲斐の場を作り、地域の賑わい・活性化に少しでも寄与したいというものである。
組合の特徴と事業の内容
組合員は10人であり、全員が役員である。一人一人が責任を持ち、かつ、対等な立場で事業に参加する意思の表れである。事業内容は、地域の伝統料理である「木葉ずし」と地場特産のニンジンを使った「キャロムー(デザート)」の製造・販売である。販売先は、地元スーパーと祭やイベントでの販売であり、平成17年度の販売実績は約5,500千円である。
事業所は、町が設置した農産物加工場を賃借している。そのため、施設等への投資はない。事業収益面では、原材料仕入と各種販売管理費が約2,250千円、残りの3,250千円が従事した組合員の人件費(時給700円)となっている。一人当たりの月間労働時間は50~70時間であり、勤務体制の自由度も高い。この体制であるから主婦でも参加できるものと考えられる。
成果
法人化によって対外的信用力が上がり、製造者責任の明確化に加え、組合員個々の事業参加における責任の明確化と連帯感が強くなった。また、事業運営の合理化、健全化に向けた対応を進められる下地ができたことが大きな成果である。一方、農村主婦の活動の場を広げたことや、こうした活動による地域の話題づくり、ひいては地域活性化に寄与することができた。今後も、農産加工品の製造・販売だけでなく、地域伝統料理の啓蒙活動など、地域貢献活動も行うこことしている。


