みそ研究会二十日会

  かめのこが誕生した 若さあふれるかめのこ会
 若い“かめのこ会”は昭和50年8月19日県職員会館に於いて、理事長、他役員様の御指導よろしく“福井県味噌醤油技術会”として発足しました。その時、会長に木村征夫氏を選び、翌々日(21日)には、第1回の運営委員会が開かれ、そこで後記の規約が生まれ、会の名称も“かめのこ会”と改められました。そしてヨチヨチ歩きながら一歩一歩歩み始めました。
 “かめのこ”とは、1.技術界誌に出て来る化学式カメノコ〔〕を積極的に、研究しよう。2.我々は、親ガメの子供達だ。3.我々は、テンポは純いが最後には勝利を得よう。という意味であります。しかし最近酒の席では親睦のあまり、“ガメノコ会”になりがちな事はいなめません。
 会員29名は、例会を毎月18日と定め、醤油(約40品位)の?味にはじまり、会が終るまでに、その集計を行い結果や問題点を話し合います。最初の頃は大変でしたが、今では皆1人前の検査官みたいな顔で、頑張っております。
 その他、会員の工場の問題や、一般市場の価格の検討等を行って研究し合います。又、時々幹部の方々にお出でいただき組合の組織や歴史、その他中央での業界の動き等を説明してもらい、参考にさせていただいております。少し残念な事は、出席者が12〜3人という事です。何とか出席率をよくしたいと思っております。
 年に1回、研修旅行を行っております。今まで4、5ヶ所行きました。一昨年の岐阜県醤油協業組合の時は、理事長様と懇談会もあり、恵邦木曽路の観光も快晴という、オマケ付で、なかなか有意義であった様です。
 又、新年会や総会の後の、懇親会の時は、さすが出席者も多く、会員のなかにはカラオケの巧い方、踊りの上手な方、皆さん多種多芸で、非常に賑やかです。みんなの(自分も含めて)笑い顔を見ておりますと、今後のカメノコ会の発展が楽しみです。
 遊ぶ事のうまい“かめのこ会”は組合主催のリェクレーンョンにも多数参加し、お手伝いもさせて頂いております。最近では、戦国村でのカラオケ大会、最高の盛上がりで、きっと朝倉義景も、びっくりした事でしょう。
 又、運動面でも、ソフトボール大会には、数多く参加しております。その時は会員だけではメンバーがたりず、応援の人を必要とします。いつも応援に来ていただいた人達の方が活躍されている様です。福井県勤務者のソフトボール大会では、福井市の予選に勝ち、県の大会に惜敗したり、武生市役所には、9対0と大敗した事など、あまり好い成績とはいえませんが、オリンピックの精神(参加する)は旺盛です。
そのうち、若手の台頭で、何かの大会で優勝という事も夢でなさそうです。
 その他、年に1回講師の方にお出でいただき、かめのこ会主催の講演会を開いております。最近では、昨年(53)11月22日に、葵会館において、福井保健所の食品衛生課のお二人に、お出席願い“味噌醤油業における食品衛生について、”との演題でお話をしてもらいました。非常に好評で日頃衛生には気をつけているのですが、特にどういう点に注意が必要であるかという事を詳しく説明していただき、本当に役に立った様です。又、保健所の人達は、いつも目を光らせていて、コワイという感しがぬぐえた事も大きかったと思います。
 なお、この講演会には、福井県中央会青年部より、参万円の補助があり、講師の方々のお礼に役立っていますこの中央会青年部も歴史が浅く、今年3周年を迎え、記念式典がこの2月に開かれます。かめのこ会はこの会にも積極的に参加いたしており、中央会主催の講習会等は、1番参加者の多い団体です。
 今までは品質の研究等並びに親睦を重点にやってまいりましたが、やはり商品は売れなければなりません。その為にも今後、かめのこ会は、消費者に密着してゆかねばならないと思います。そこで年に1回は組合の皆様のご協力を得まして消費者との会を催し、「福井にはふるさと福井の醤油、味噌があるんだ」とPRしてゆきたいと思っております。
  かめのこ会規約
■名称及び事務所
 第1条 本会はかめのこ会と称し、福井県醤油味噌工業協同組合内に事務所を置く。

■目  的
 第2条 本会は会員相互の連絡を親密にし、会員のみそ・しょうゆ製造技術、経営、安全操業、公害対策、消費者への奉仕に対する関心を深め、しょうゆ、みそ業界の発展に寄与することを目的とする。

■事  業
 第3条 本会は前条の目的を達成するため次の事業を行う。
  (1) しょうゆ、みその品質向上と製造技術の改善
  (2) しょうゆ、みそ業界の体質改善と収益力の向上
  (3) しょうゆ、みそ製造従事者の経済的地位向上と作業の安全
  (4) 消費者の理解と協力を得るための活動
  (5) その他本会の目的を達成する為に必要な事業以上の5項目のための研修会、見学会、体験発表及びしょうゆ、みその品質鑑評会等を随時行う。

■組  織
 第4条
  (1) 本会は福井県醤油味噌工業協同組合員及びその子弟、従業員をもって構成する。
  (2) 醤油と味噌部会を置く

■役 職 員
 第5条 本会は次の役職員を総会に於て選出し、第3条の事業を遂行するための企画、実行、会計事務を行う。
     尚役員の任期は2年とし再選を妨げない。
  (1) 会 長    1名
  (2) 副会長    2名
  (3) 運営委員 若干名
  (4) 監査委員   2名
  (5) 顧問又は相談役を設けることができる。
  (6) 職 員    1名

■会  議
 第6条
  (1) 本会の会議は会長が招集し議長となる。
  (2) 本会の会議は第3条の運営に関する事項の審議議決する。
  (3) その他福井県醤油味噌工業協同組合から附託された事項の審議議決を行議議決を行う。
  (4) その他の運営に就いては役員会で決定する。

■会  計
 第7条
  (1) 本会の会計年度は毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終るものとする。
  (2) 本会の会費は1会員当り月額1,000円とする。
  (3) 本会の経費は会費及び寄附金をもって賄い、必要に要じて別途会費を徴収することが出来る。
 
 
みそ研究会二十日会