生揚しょうゆ(こいくち・うすくち)
北陸醤油生揚協業組合
組合員(役員)名簿(昭和53年11月現在)
 理事長  福井市高木町52-2   木村九郎右ヱ門
 副理事長 福井市春山2-1-3    (株)山さきや社長 伊 東 俊 廣
 専務理事 鯖江市横越町13-39   高 田  脩
 理 事  福井市宝永1-7-17   フク醤油(株)社長 八 木 六 蔵
   〃  福井市松本2-4-19   猪 瀬 秀 二
   〃  福井市田原2-4-3    白 崎 俊 輔
   〃  福井市日之出3-6-3   永 森  清
   〃  金津町吉崎2-1308   石 塚  恒
   〃  鯖江市水落4-2-18   黒 田 一 夫
   〃  武生市大虫町19-3   永 崎 秋 也
   〃  武生市南2-9-1     杉 谷 又 助
   〃  朝日町上糸生96-3   渡 辺  恵
 監 事  鯖江市柳町2-2-20   (株)相木屋 社長 斉 藤  直
   〃  福井市春日1-4-13   海 崎 藤三郎
   〃  福井市西木田2-6-28  古 村 喜 正
  
◎協業組合設立の動機
 昭和25年原料及び製品の統制撤廃以後、概ね安泰を続けて来た我が食品業界も、昭和40年代に入るや、中小企業を取巻くあらゆる環境は、日毎にその厳しさを加え、特に醤油業界に於いては、依然として家内工業的生産形態から脱し切れず、労働力需給の逼迫・技術革新の進展・流通条件の変化などの諸問題に悩まされ、その事業経営の抜本的な体質構造の改善を迫まられてきた。その当時、中小企業団体組織法が一部改正される一方、近代化促進法が制定されるや、俄然協業化による工場の近代化が全国各地で、画期的に推し進められてきた。
 我が福井県醤油工業協同組合に於いても此の計画について協議を重ねて来たが、未だ其の機熟さず、一応業務提携のグループが形作られた。昭和45年フク醤油株式会社を中心とする業者十数名が、数次に亘り構造改善対策について、協議を重ねた結果、我々の進むべき道は、唯一つ共同出資により協業組合を設立し、先ず設備を近代化することにより、労働力の節減・技術及び生産性の向上等を、より効率的に推進し、その共同の利益を増進させるべきであるとの結論に達した。またフク醤油(株)より、同社の工場敷地内に於いて、現有設備を最大限に活用し、資本投入を最少限度に抑えた協業工場を建設しようとの提案がなされ、これに同意する13企業によって設立されたのである。

◎協業組合設立から操業開始までの歩み
  ○昭和45年7月 第1回構造改善合同会議を福井市商工会館に於いて北陸農政局・全醤工連・福井
           県・融機関中小企業団体中央会などの参加を得て実施す。
  ○昭和45年8月 協業組合の設立が決定す。
  ○昭和45年10月 設立準備の為、機械・建物の各部門別の委員を選任す。
  ○昭和45年11月 福井県醤油味噌会館に於いて北陸醤油生揚協業組合の創立総会を開催す。福井
           県の予備診断を受ける。
  ○昭和45年12月 福井県より協業組合設立の認可を受ける。福井地方法務局に設立登記を完了す。
  ○昭和46年3月 製麹工場建設の地鎮祭を行う。
  ○昭和46年11月 工場が完成し待望の製麹作業を開始す。
  ○昭和46年12月 福井商工会館大ホールにて関係者一同を招き、落成式を盛大に挙行す。      

◎その後現在までの歩み
  ○昭和48年  空前の脱脂大豆大暴騰・石油ショック
  ○昭和52年  1、000万円増資し、出資金は2、500万円となる。
          新しく渡邊 恵氏が加入し、直ちに理事に就任。組合員14名となる。
  ○昭和53年  組合創立以来卓越した手腕で組合運営にそ力してきた田中 博専務理事が退任し、
          後任に高田 脩氏が就任する。
  ○昭和55年  醤油の価格改定を実施する。
  ○昭和56年  豪雪のため、原材料の入手が困難になり生産・出荷に支障を来たし多大なる被害
          を被る。
  ○昭和58年  第2代理事長に伊東俊廣氏が就任する。

未曾有の豪雪を体験し、工場の雪に対する弱さを痛感すると共に、地下水位の低下及び公害問題、更には自動車による原材料搬入の困難性などの諸事情から、いよいよ工場移転実現化へ向けての検討の時期を迎える。

  ○昭和61年  当初組合員、海崎藤三郎氏が老齢と健康上の都合で脱退され組合員13名となる。
  ○昭和63年  新工場が完成し、関係者多数のご出席のもと落成式を挙行す。
          早速、一新した機械装置で操業を開始する。
  ○平成 元年  屋外醗酵タンク(50KL)2基増設する。
  ○平成 2年  醤油の価格改定を10年7ヶ月振りに実施す。当組合創立20周年記念式典パー
          ティを盛大に挙行する。
          
新工場に移って3年を迎え、新鋭機械を充分に使いこなし、品質の向上・生産の効率化に向け日々努力を重ね、その成果も毎年に満足し得るものにねってきた。

  ○平成 5年  第3代理事長に黒田一夫氏が就任する。
  ○平成 7年  初代木村理事長の死去に伴い、組合員が12名となる。
  ○平成 9年  第4代理事長に古村喜正氏が就任する。吾田泰基氏が新規加入し、組合員数13名
          となる。
  ○平成10年  製麹の制御装置をファジータイプに改良し、より安定した良品質の生揚生産が実現
          する。
  ○平成12年  消費者ニーズに応え、全量NonGMO脱脂大豆に切り替え、生産に踏み切る。当組合創
          立30周年記念式典を挙行する。 


◎組合員及び役員の異動
 組合設立総会に於いて全員が役員(理事10名、監事3名)となり、員外専務理事に田中博を選任す。
 昭和52年6月、新しく渡辺恵が組合に加入し、直に理事に就任、組合員14名となる。
 昭和53年7月、組合創立以来、卓越した手腕で組合運動に努力してきた田中博専務理事が退任し、新し
 く、高田 脩が専務理事に就任する。
 平成14年7月、昭和53年より24年間組合発展のため務めた高田専務理事が健康上の都合により辞任し 新しく八木裕二が就任する。

◎組合の組織図と運営

    総会
     |-----------監事(3名)
    理事会(12名)
     |
    理事長

    副理事長
    専務理事
     |
事務局長--------------工場長
(専務理事兼任)   ____|______________     
 |        |    |    |
仕 入     品質管理  醗 酵  原料処理
販 売     分  析  圧 搾  製  麹
庶 務
会 計


 尚、通常総会以外に何間4回定例の役員会を開催し、組合員の相互理解と協力体制を強化している。