令和2年度活動報告


女性部視察研修

「買う、食べる、学ぶ、体験する」味噌の複合施設で市場とニーズを創出

~株式会社米五 「みそ楽」の取り組み~

 12月10日、11日に女性部の視察研修を実施しました。本研修は当初3月に実施を予定しており、新型コロナウィルス感染症の影響で延期となっておりましたが、今回は参加者を少人数に分け、回数を3回に増やし、感染症対策を徹底し実施に至りました。

 視察先の株式会社米五は天保2年(1831年)創業の味噌製造会社で、2018年には味噌を楽しむ複合施設「みそ楽」をオープンし、味噌の消費拡大やコト消費の需要獲得に取り組んでいます。

 研修は、多田和博社長の講演、工場見学、味噌作り体験の3部構成で実施しました。多田社長は「老舗はいつも新しい」「新しい始まりが伝統になる」という考えのもと、古くから続けてきたことばかりに固執するのではなく、新たな取り組みにも積極的に挑戦していると話されました。

 工場見学では、味噌の製造工程を学び、味噌作り体験では、茹でた大豆、塩、水、麹を均等に混ぜ合わせる作業に参加者の皆さんは額に汗をかきながら取り組むなど、味噌づくしの研修会となりました。